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祭
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いのり
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のまち
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祭
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いのり
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のまちとは…
日光東町では、弥生祭から町ごとに行われるお祭り(東町6ヶ町のお祭り、虚空蔵尊会、八坂祭、大杉神社例祭、磐裂神社例祭 など)まで大小さまざまな祭りが行われています。
これらの祭りは、地区のコミュニティの象徴であり、自治会を越えて共通に認識できるもので、今後も守り続けていくべき文化のひとつといえます。まちづくりとは、人づくりであり、東町の文化と共に世代を越えて受け継がれていくことが重要です。
これからも「祭り」を中心としたコミュニティが受け継がれていくためにも、「祭」から発想していくまちづくりを行うことが大切です。また日光の特徴として、二社一寺に代表される神社仏閣の信仰だけでなく、いろいろな信仰の聖地であるという考え方が出来ます。
新しい日光を創っていくために、あらゆる信仰や願い、つまりは、さまざまな「いのり」の気持ちが集まってくる懐の深い神聖な場所として品格のあるまちづくりを目指します。
弥生祭で花屋体がまちの中を練り歩く様子
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のまちづくりの考え方
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のまちづくりは、以下のような視点に基づいて考えていきます。
・「いのり」は信仰に限ったことではなく、日光を訪れた人々を迎えるという気持ちと、訪れた人々の願いをかなえるという意味とする。
・日光駅から神橋までの1.4kmの道のりを歩いていくにしたがって、気持ちが落ち着き神聖な気持ちになっていくようなまちなかの空間づくりをおこなう
1800年前半頃の松原町付近の木戸の絵(出典:「日光山志」
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「日光東町学」の確立
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