建物の連続性を持たせることは、町の人々が協調して街並みを形成していこうという姿勢のあらわれと言えます。
建物や空間に連続性を持たせることは、隣と同じものをつくらなくてはいけないのではなく、周辺に調和したものをつくることです。
連続性を持たせることで、地域全体の一体感を形成しましょう。
- 建築の連続性とは、まず空間的、視覚的に連続させることで創出される。
- 少なくとも向こう三軒両隣の建物に配慮して、調和するような外観の建築にするよう心がける。
- 例えば、素材、色彩、高さ、構造などに配慮する。
- やむをえず調和のとりにくい建物になる場合は、緩衝空間となるような緑化(まちなか緑)を行い、周辺の連続性を損なわない配慮をする。
空間的な連続
- 壁面線をそろえる
- やむをえず調和の取りにくい建物になる場合は、緩衝空間となるような緑化をおこなう
視覚的な連続
- 建物の高さに配慮する
- 軒の高さに配慮する
- 使用する素材や色彩に配慮する